建通新聞社(神奈川)
2013/02/05
【神奈川】横浜市 プール利用促進策検討開始
横浜市総務局は、市営プールの利用促進策を検討するため、公共または民間のプールでの利用促進の取り組み事例調査業務をノルド(東京都中央区)に委託した。
政令市や東京都特別区、民間事業者が運営する屋内・屋外プール約90施設をピックアップしてアンケート調査を行い、優れた取り組みを行っている事業者を5者程度抽出しヒアリングを実施。3月までに、横浜市のプールに導入可能な取り組みの提案をまとめる。
市内のプールや野外活動施設の在り方の見直し作業の一環。
プールについては今回の調査結果を参考に、まず、利用促進や運営の改善に取り組む。その上で、各プールの運営継続の可否や集約化を検討し、14年度末までに”選択と集中”の方針を決める。
市内には学校プールを含む551のプールがあり、特に都筑区や鶴見・神奈川区など7つのエリアで施設が集中している。これらを段階的に集約して維持管理にかかる費用を削減し、市の財政状況を改善したい考え。