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建通新聞社(神奈川)
2013/02/05

【神奈川】平塚市 福祉会館の耐震補強を計画

 平塚市は福祉会館(追分1ノ43)の耐震補強を計画している。2013年度当初予算案での設計委託料確保を目指し、庁内の調整を進めている。工事発注は、14年度以降を予定している。
 同会館の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2888平方b。主な施設内容は、1階が相談室や会議室、憩い室、点訳・録音奉仕室、2階が料理講習室、3階が大広間や浴室など。1975年4月完成で老朽化が進むが、耐震補強と同時に改修を実施するかは未定。
 11年度にタカラ設計(平塚市)が担当した耐震診断の結果を基に、老朽化対策を含めた対応を審議。一般の公共施設レベルの耐震性は維持しているが、福祉施設の耐震基準では震災時の安全性が懸念されることから、耐震補強を行う方向性を固めた。
 同会館の次に古い施設は82年完成の東部福祉会館で、規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1176平方b。南部は96年、西部は2010年完成の新施設。