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建通新聞社(神奈川)
2013/02/04

【神奈川】県藤沢土木 境川バイパス設計は共和技術で

神奈川県藤沢土木事務所は、総合治水対策特定河川事業の一環として進めている境川バイパス整備の基本設計を、共和技術コンサルタンツ(横浜市中区)に委託した。納期は3月29日。
 同バイパスは、藤沢橋上流の御殿橋から堰跡橋までの区間に築造する計画で、延長は最短の案で約1`、最長の案で約2`弱を想定。バイパスの内径は10〜12bを想定している。
 同川の左岸側と右岸側、河川直下・2ルートの計4ルート案を想定しているが、設計の中でルートの絞り込みを行い、併せて支障物件などの調査を行う。また、バイパス築造の際の入口と出口について、現在、候補地が数カ所あるが、施設用地の調査とポンプ施設など、どのような施設が必要か検討を行い、併せてランニングコストを検討する。
 基本設計完了後、選定したルートの形状や流量と併せて、詳細な模型実験を実施、その後必要があれば用地の取得、詳細設計委託や整備工事へと進めるが、着手時期は未定。
 バイパス築造を計画している区間の河川幅は18bと狭く、流量が確保できない上、左右岸とも住宅が密集地しており、河川幅を広げることが困難な状況。時間雨量60_対応を目指し、バイパスを整備する。
 施工場所は藤沢市藤沢地先ほか。
 バイパスの概略設計と概略のルート調査は、パシフィックコンサルタンツ(横浜市中区)が担当した。

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