伊勢市は、「新伊勢総合病院」の建設予定地について、現在の伊勢総合病院(楠部町3038)の敷地を拡張し新病院を建設する考えを示した。建設予定地は現伊勢総合病院の南側に隣接する4500平方b。
新伊勢総合病院建設基本計画策定委員会で今後の整備スケジュールなどを明らかにした。2013年12月に土質調査や敷地造成の基本設計、15年1月に敷地造成や建築設計に着手する。17年1月に建築工事に着工、19年5月の開院を目指す。
新病院の規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ約2万2500平方b程度を計画している。病床数は一般220床、緩和ケア20床、療養20床、回復期リハビリテーション40床の計300床とし、リハビリテーション科と緩和ケア内科の2科を新設して19診療科とする。
現病院は1979年に建設され、老朽化が著しく、新耐震基準を満たしていないことなどから建て替えが計画された。同病院の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ2万2459平方b。病床数は322床。
提供:建通新聞社