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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/01/31

【埼玉】知恵を絞りまちづくり/さいたま市建協が新年会

 さいたま市建設業協会(斎藤恵介会長)は29日、浦和ロイヤルパインズホテルで新春賀詞交歓会を開催した。会場には清水勇人さいたま市長をはじめ来賓、協会員など約180人が出席した。
 冒頭あいさつに立った斎藤会長は、さいたま市が災害に強い防災体制、都市環境の整備を進めるため、2013年度から5年間で公共施設の耐震化、緊急輸送道路の確保や河川、水路、下水道などの整備に着手する事に触れ「協会としても地域の実績を熟知した地元企業として、これまで以上に知恵を絞り、安全で安心なまちづくりに力を尽くしたい」と決意を表した。また「市は、協会の要望なども踏まえ、契約制度などについて例年改善を行っているが、現入札制度の中では、一定の限界がある」と指摘し「協会は『適正な価格でより適正な工事を』の実現に向けて、さまざまな課題について検討を進め、改めて要望したい」と今後の方針を明らかにした。
 来賓の清水市長は「3月16日からJR浦和駅に湘南新宿ラインが停車、14年の北陸新幹線開通などで、さいたま市が東日本の中核的な都市となります。多くの人が住みたい、また、多くの企業が進出したいあmちづくりに協力をお願いします」と呼び掛けた。