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建通新聞社(中部)
2013/01/24

【愛知】名古屋港管理組合 12fの埋め立て地 分譲に向け整備調査

 名古屋港管理組合は、飛島埠頭(愛知県飛島村)の西側に位置する第2貯木場埋め立て地について、企業への分譲に向けた用地の整備調査を開始する。同地区では現在、埋め立てに伴う排水作業などを行っている。今回の調査に基づき、2013〜14年度にかけて用地上の道路整備などを進め、15年度から企業進出用地として分譲を開始したい考え。一括で用地を購入する企業があれば、名港管理は用地の整備スケジュールを前倒しすることも視野に入れるとしている。
 埋め立て地のうち、企業用地として活用を予定しているのは、面積約12・3fのエリア。所在地は愛知県飛島村西浜30。地域区分は臨港地区(商港区)となっている。
 用地の形状は、東西420b、南北460b。道路は用地上を東西に横断する形で整備する予定。今回の調査では、周辺道路との接続などを調整する予定。また、南北に道路を整備することも検討しており、今後、詳細を詰める。調査に向けた測量業務を新日(名古屋市中川区)に委託した。
 名港管理は、埋め立て地を含む西部木材港を対象に再編計画の策定を予定している。13年度下半期をめどに改訂する港湾計画の中で整備の方向性を打ち出す。
 第2貯木場のほか、弥富市内の弥富埠頭にある第1貯木場でも、将来的な分譲を計画している。面積は12・8f。所在地は弥富市楠2ノ75。

提供:建通新聞社