三重県熊野建設事務所は、御浜町西原の「御浜紀和線」で延長約1・2`の道路改良を行うため、詳細設計を丸栄調査設計(松阪市)で進めている。尾呂志川を挟んだ既設道路の対岸で一部バイパス路線を計画しており、2013年度に用地測量などに着手する計画。
御浜紀和線の未改良区間を対象に延長約1・2`の道路改良を行う。設計対象はバイパス区間が延長約680b、現道拡幅区間が約440bとなっている。全体幅員は7b。3月末までに道路詳細設計をまとめる。
バイパス区間は、尾呂志川を挟んだ対岸に道路を新設する。主な構造物は、尾呂志川を渡るための橋梁新設が1橋と同川に架かる町道の既設橋架け替えが1橋、バイパス区間の途中にある谷を渡る橋梁新設が1橋など。橋梁の詳細設計は13年度以降に発注する見通し。
御浜紀和線では、国道311号交差点から鵜殿熊野線交差点までの区間で道路改良を進めており、今回の御浜町西原町が最後の未改良区間となる。
提供:建通新聞社