日本工業経済新聞社(茨城)
2013/01/24
【茨城】シーズイシハラ 茨城中央工業団地へ進出 1・3ha、3月着工へ
ペットシートやペット用の紙オムツなどを製造、販売するシーズイシハラ梶i静岡県富士市、石原公雄代表)は、茨城中央工業団地(茨城町)への工場建設に向け、このほど用地1・3haを県から取得した。ことし3月から着工予定で11月操業を見込む。施工業者はおおむね選定済みだが非公表。土地代や設備代を含めた総工費は約20億円。
場所は、茨城中央工業団地1−5。県では、今月17日にシーズイシハラと土地譲渡契約を分譲代金3億6600万円で締結した。
同社はペットシートの生産拡張とさらなる顧客サービスの向上を目指し、新たな製造、配送拠点の整備を柱となるよう、茨城中央工業団地への進出を計画。
また、北関東自動車道茨城町西ICを内包し、交通アクセスが良いことから、首都圏と東北への供給拠点として最適と判断した。
施設は、ペットシート製造工場と事業所を合わせた形で、規模はS造平屋建て延床面積約6230u。従業員数には約60人を見込む。
3月からの着工に向けて、同社では建築、電気、機械などを一括発注する方針で、すでに施工業者をおおむね選定した。今後は、11月からの操業開始に向けて急ピッチで工程を進めていく方針だ。
シーズイシハラは、ペットシートやペット用紙オムツ、猫砂などを主力商品とした紙関連加工業を営む企業。1978年(昭和53年8月)に設立。資本金5360万円。
なお、茨城中央工業団地への進出は、シーズイシハラで5社目。