東栄町は、老朽化した役場庁舎の整備方法で、「移転改築」と「旧新城東高校本郷校舎活用」の2案に絞った。現在、校舎のコンクリート壁コア抜き調査などの耐震診断を進めており、この調査結果を基に庁舎建設検討委員会が3月中に方向性を決定する方針だ。
役場庁舎移転改築計画では、庁舎建設検討委員会を設置し、基本構想案の検討を進めてきた。当初は現役場庁舎を改修することや旧新城東高校本郷校舎を改修して利用する案、また移転改築する3案について検討していたが、現役場庁舎が築後約40年が経過し、耐震基準を満たしていないことから庁舎改修案は削除された。今のところ旧新城東高校本郷校舎改修利用と移転改築の2案で検討しており、3月中にどちらかに決定する。2013年度には決定した案で基本構想の策定作業を開始する。順調に進めば14年度に事業着手する見通し。
提供:建通新聞社