建通新聞社四国
2013/01/22
【香川】本津川改修3件 発注は4月以降
香川県高松土木事務所は、広域河川本津川改修事業で3件を2012年度工事として発注を計画しているが、用地買収や設計など発注前作業が完了していないため、発注時期は4月以降になるもよう。3件は第4、5、6工区で第4工区は緊急対策特定区間の最終工事、第5工区は香綾橋下部工、第6工区は香綾橋付近の護岸工。
第4工区の施工箇所は、高松市鬼無町の古川との合流地点の左岸護岸工延長200b。用地交渉が進められており、完了後に発注作業に入る。09年度から緊急対策特別区間として河川改修を推進している延長1200b(高松市飯田町、鬼無町)の最終箇所で、これにより緊急区間はほぼ完了する。
第5工区は、高松市御厩町、国分寺町新居の国分寺太田上町線に架かる香綾橋の延伸。04年の台風災害で落橋し、06年12月に建設された現橋1スパンに、河川拡幅に合わせて1スパンを追加架設するための下部工。橋台1基と前面護岸延長20b。
橋梁の設計が香川設計センター(坂出市)で3月29日までの期間で進められており、完了後に発注作業に入る。
概要は延長15b(1スパン)の既存橋に15bの1スパンを追加し、延長30bに延伸する。幅員8b。下部工は逆T式橋台1基、既成杭基礎で口径800_中堀鋼管杭。上部工はプレテンション方式ブレストレストコンクリート単純床版で13年度以降の施工となる。
第6工区は、香綾橋付近の護岸工延長200bと境界構造物延長100b。第5工区と同時期の発注となるもよう。