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建通新聞社四国
2013/01/22

【高知】県教委の学校耐震 工事21、設計34棟を予定

高知県教育委員会は、2013年度当初予算見積もりで、南海トラフ巨大地震対策として30億2626万円を要望している。このうち、15年度末までの完了を目指している県立学校の耐震化促進に向けては20億1285万円を要望しており、補強や改築などの工事を11校21棟、補強設計を15校33棟で予定している。
 13年度に補強など工事を実施予定の学校施設は、高知工業高校3号館の実習棟と土木、建築科実習棟、同5号館の1期工事分と2期工事分、中村高校図書館(記念会館)、幡多農業高校校舎・専門第1棟と格技場、高知農業高校2号館、安芸高校本館1、2と記念会館、中芸高校体育館、嶺北高校本館、春野高校本館西と本館東、梼原高校本館、日高養護学校第3校舎。改築は高知工業高校鋳造工場、安芸高校南校舎の旧館西と旧館東と別棟で行う予定。
 補強設計などは、高知工業高校格技場、高知農業高校3号館、安芸高校中校舎1、2、清水高校特別教室棟と漁業・家庭科棟1、2、宿毛高校校舎1〜3と図書館、幡多農業高校寄宿舎(食堂)と農業実習棟、室戸高校南校舎1、2、安芸桜ヶ丘高校化学実習棟と体育館、城山高校格技場と本館1、2と体育館、山田高校南校舎1、2、高知東工業高校専門棟1、2、伊野商業高校本館1、2、須崎工業高校南舎1、2と専門棟と機械棟、梼原高校中校舎、大方高校本館で行う予定。
 これらのうち一部は、政府が閣議決定した補正予算案により、県の12年度補正予算に繰り上げる可能性がある。
 このほか、市町村が実施する公立小中学校の耐震化促進に向け3億4020万円、保育所・幼稚園の耐震化促進に向け4億5026万円を要望しており、耐震診断や耐震補強などの工事に対する補助など経費の一部を支援する。
 青少年教育施設の安全確保には1億3823万円を要望。青少年センター改築設計委託や幡多青少年の家耐震補強その他工事などを実施する予定。