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日本工業経済新聞社（茨城）
2013/01/17
【茨城】水戸市 上大野市民センター移転改築 新年度早期に工事発注
水戸市市民生活課では、上大野市民センター（吉沼町１７６５―３）の移転改築工事を計画。順調ならば新年度の早い時期に建築工事や機械設備工事、電気設備工事、外構工事などに分割して発注する見通しだ。建物の規模はＳ造平屋建て延べ床面積６０６・５７㎡。建設は２カ年で進め、２０１４年秋ごろの完成を目指していく。基本・実施設計は㈲ムーブ建築設計事務所（水戸市元吉田町）が担当。事業費は２億円程度を見込む。
改築地は吉沼町１７６８―２。現在地から西へ１５０ｍほどの場所で、敷地面積は２５２３・０４㎡。駐車台数は45台。出入り口は南の県道小泉水戸線側と北の農道側に１カ所ずつ設ける。
同センターは１９８０年の建設。建物の規模はＳ造２階建て延べ４１２㎡。経年による老朽化と昨年の東日本大震災のため、現在は使用をやめてプレハブで業務を継続している。09年度に㈱三紀設計（水戸市笠原）で耐震診断を実施したところ、Ｉｓ値は０・０５から３・５１と判定されている。
主な機能としては、ホールや会議室、調理室、和室（２室）、コミュニティルーム、多目的ルーム、授乳兼手洗室、市民サロン、事務室、トイレ（男女・多目的）などを整備する。防災倉庫は現在あるものを移設する。
また、防災拠点となるよう、受水槽式給水や雨水貯留槽、太陽光発電システムなども整備する。震災の体験から、今後、市民センターを建設する場合、基本的にこれらの施設をあわせて整備することになるという。
同課によると、ムーブ建築設計事務所による基本設計が終わり、ことし４月から５月ごろをめどに実施設計をまとめていく見込み。工事の発注は早ければ６月ごろとなる見通し。
なお、現在の敷地は借地のため、将来的には既存施設を解体し、更地にしてから地権者へ返還する予定。
改築地は吉沼町１７６８―２。現在地から西へ１５０ｍほどの場所で、敷地面積は２５２３・０４㎡。駐車台数は45台。出入り口は南の県道小泉水戸線側と北の農道側に１カ所ずつ設ける。
同センターは１９８０年の建設。建物の規模はＳ造２階建て延べ４１２㎡。経年による老朽化と昨年の東日本大震災のため、現在は使用をやめてプレハブで業務を継続している。09年度に㈱三紀設計（水戸市笠原）で耐震診断を実施したところ、Ｉｓ値は０・０５から３・５１と判定されている。
主な機能としては、ホールや会議室、調理室、和室（２室）、コミュニティルーム、多目的ルーム、授乳兼手洗室、市民サロン、事務室、トイレ（男女・多目的）などを整備する。防災倉庫は現在あるものを移設する。
また、防災拠点となるよう、受水槽式給水や雨水貯留槽、太陽光発電システムなども整備する。震災の体験から、今後、市民センターを建設する場合、基本的にこれらの施設をあわせて整備することになるという。
同課によると、ムーブ建築設計事務所による基本設計が終わり、ことし４月から５月ごろをめどに実施設計をまとめていく見込み。工事の発注は早ければ６月ごろとなる見通し。
なお、現在の敷地は借地のため、将来的には既存施設を解体し、更地にしてから地権者へ返還する予定。
