名張市は、2013年度の小学校の耐震改修事業で、「つつじが丘小学校管理普通教室棟」「薦原小学校屋内運動場」の2校の耐震補強改修を行う考えを示した。いずれも12年度に実施設計を進めている。8日に行われた亀井利克市長の新春会見で13年度の主な施策として盛り込んだもので、公立学校施設が地域住民の避難所となっていることに触れ、13年度に予定する2校のほか、耐震性の低い施設についても今後引き続き耐震化を進めるものとした。
対象となるつつじが丘小管理普通教室棟の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ3668平方b。Is値は0・37。1981年建設。所在地はつつじが丘北3番町5。設計は堀口建築設計事務所(名張市)が担当。
また薦原小屋内運動場は鉄筋コンクリート造平屋652平方b。Is値は0・40。82年建設。所在地は薦生1595。設計は白鳳アーキテック(名張市)が担当。
なお会見では13年度事業として、農業集落排水処理施設の比奈知地区について16年度完成を目指すこと、また、公共下水道事業で桔梗が丘処理分区の桔梗が丘住宅地の接続移管の推進などを挙げた。
提供:建通新聞社