日本工業経済新聞社(山梨)
2013/01/10
【山梨】吉田管内も順次公告 県12月補正予算で箇所付け
12月補正予算で県富士東部建設事務所吉田支所管内では、通学路の安全対策に関連した工事や橋梁の耐震化など数カ所に予算が配分された。すでに国道413号「草久保橋ほか3橋の耐震補強」は公告済み。その他は今月から順次公告、発注される。
通学路対策では、国道137号(富士吉田市上吉田)、国道139号(富士吉田市中曽根)、鳴沢富士河口湖線、富士吉田西桂線を予定。うち国道137号は歩道フラット化、139号は側溝蓋の改修などを行う。また139号(富士吉田市上吉田・富士見BP)では、電線共同溝も予定する。
橋梁の耐震化対策は、橋脚巻立など下部の補強が進む富士河口湖富士線「河口湖大橋」(富士河口湖町河口)の上部補強に予算を振り向ける。落橋防止及び変位制限(3カ所)などを行う内容で、事業費は1億5000万円程度を見込む。下部の補修は10、11、12年度と3回にわたりタカムラ建設が施工、そのほか橋面防水や車歩道の補修は大森工務所が受注した実績がある。いずれも設計は長大が担当した。