多治見市は、合併特例債を使って新設する「星ケ台保育園」(仮称)について、2013年度当初予算に建築設計費として4057万円を要求している。15年度内の完成を目指して造成や施設建設を進める。
滝呂、美坂の両保育園園舎老朽化と、敷地の一部が急傾斜地崩壊危険区域にかかるため、安全・防災面を考慮して新保育園に移転統合するもの。
建設地予定は星ケ台3ノ7ノ3ほかの民有地約4万平方bの一部。造成基本設計を中央コンサルタンツ岐阜事務所(岐阜市)が3月15日の工期で進めており、その中で民有地の測量や地質調査を行い、保育園として使用する敷地面積や建設位置を確定させる。
施設規模は未定だが、定員200人程度の新保育園を想定している。
既存保育園の概要は、滝呂(滝呂町8ノ1ノ2)が鉄骨造平屋1118平方b(定員200人、現在117人利用)、美坂(美坂町8ノ8)が鉄骨造平屋629平方b(定員100人、現在86人利用)。
提供:建通新聞社