トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2013/01/07

【岐阜】多治見市 日本タイル館 2014年度の着工を目指して基本設計中

 多治見市の日本タイル館(仮称)建設事業は、2014年度の着工を目指して基本設計作業を進めている。
 国内随一のタイル産業集積地という笠原地域の特性を生かし、産業振興と観光産業促進を目的とした施設。06年の旧笠原町との合併時に建設を決めた。当初計画の「道の駅・日本タイル村」を集客面などから断念し、展示施設や店舗・事務所などで構成する「日本タイル館」のみの建設に変更した経緯がある。
 設計は、プランやデザインを日本近代建築史の研究で知られる建築家の藤森照信氏(藤森研究室・東京都杉並区)に12年7月に依頼。その後11月に実務面を担当する市内の設計事務所2社(エイ・ケイ設計、エース設計)とJVを組んで着手した。11月29日の工期で実施設計まで仕上げる。
 建設地は14年度に取り壊す「笠原庁舎」の跡地(タイル広場を含む)の笠原町古御所2082ほか。敷地面積は約5600平方b。施設規模は延べ床面積で約1500平方b(上限2000平方b)。構造や階数は未定。事業費の財源には合併特例債を使う。

提供:建通新聞社