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建通新聞社(中部)
2012/12/27

【三重】津市 屋内総合スポーツ施設 13年度に本体工

 津市は、「屋内総合スポーツ施設」の本体建設工事を2013年度下半期に発注する見通し。実施設計を日建設計名古屋オフィス(名古屋市中区)で進めており、13年7月までに実施設計を完了する。13年度には南側駐車場約2・5fの整備にも着手する。
 屋内総合スポーツ施設は、津市北河路町に位置する産業展示場「メッセウィング・みえ」の北側に屋内スポーツの拠点となる施設を整備する。規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄骨・木造2階建て延べ約2万平方b。観客席3000席を持つメーンアリーナやサブアリーナ、武道館、屋内プール、トレーニングルーム、多目的会議室などを備えた総合スポーツ施設を整備する。
 13年度はメッセウイング南側に新たに設ける約2・5fの駐車場の整備に着手するほか、本体建設工事を13年度内に発注する見通し。14年度には西側駐車場約0・7fの整備を計画している。15年度内に施設を完成させ、供用開始は16年4月の計画。
 基本・実施設計は11年度に公募型プロポーザル方式で委託した。基本設計によると、山の連なりに見立てた円弧状の屋根デザインを採用し、メッセウイング・みえとの一体感を持たせる。メーンアリーナは多目的の機能性と全国レベルの大会開催にふさわしい風格を持たせた施設とする。
 メーンアリーナの広さは46×69b。天井高さ15b、バスケットボールコート3面、バレーボールコート4面などの利用が可能な施設とする。サブアリーナの広さは37×46b、武道館は1階を柔・剣道場、2階を弓道場とする。屋内プールは25b×7コース。駐車場はメッセウイング・みえと合わせて約1850台の平面駐車場を確保する。

提供:建通新聞社