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建通新聞社(岡山)
2012/12/26

【岡山】PFI事業として運営

鏡野町くらし安全課は、鏡野町地域情報通信施設整備運営事業をPFI事業として運営するため、プロポーザル方式で事業者の選定を行った結果、優先交渉権者にエヌ・ティ・ティ・データらのグループを選定した。
 同グループは、代表企業のエヌ・ティ・ティ・データのほか、日本コムシス、オービス、RELATIONで構成している。
 事業期間は設計・施工が2015年3月まで、維持管理および運営が15年4月〜30年3月まで。
 同事業は奥津地域、上齋原地域、富地域の3地域で光ファイバーを設置、音声告知放送や高速インターネット、地上デジタル放送などのサービスを提供しているが、鏡野地域(旧鏡野町)では未実施のため、情報通信施設の整備と4地域の運営と維持管理を一括で行う。
 工事概要は、鏡野地域4200世帯を対象とした光ファイバーの敷設(幹線、支線、各世帯への引き込み、利用者宅への機器の設置)、センター施設、サブセンター施設に関する設備工事、鏡野地域に新設する中継局の工事(局舎、設備など)、音声告知システムの整備(音声告知端末、屋外拡声器など)、上齋原地域と奥津地域のサブセンター設備の更改、町全域の公共施設をつなぐ既設の地域公共ネットワークサービスの機器更改など。
 また、行政系サーバーと有線テレビで使用するサーバーおよび通信機器が集約できるマシン室の増改築を行う。