愛知県教育委員会は、旧東山工業高校の跡地(名古屋市千種区星が丘山手)で新設を計画している総合技術高校(仮称)の新校舎の建設に、2013年度から着手する。工事は数工区に分割して発注する。工事の契約について13年度の9月議会で承認を得た後、10月から着工する。
新校舎の規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ約2万9500平方b。壁面は緑化する。
体育館は既存のものを活用する。グラウンドには300bトラックやサッカーコート、野球場、テニスコートなどを整備する予定。
13〜14年度の2カ年で建設するため、13年度当初予算に工事費を計上するとともに、債務負担行為を設定する予定だ。15年4月の開校を目指す。
敷地面積は5万2088平方b。
設計は久米設計名古屋支社(名古屋市中村区)が担当。
新校舎の建設に先立ち、建設地を南北2工区に分けて造成する。現在は北工区の造成を進めており、南工区の造成は13年1月に一般競争入札を公告する。
総合技術高校は、愛知工業高校と東山工業高校の2校を1校に統合する新設校。生徒数は1280人。
提供:建通新聞社