北海道建設新聞社
2012/12/21
【埼玉】各課局室長へ通知/13年度予算査定方針
鳩山町の2013年当初予算で、政策財政課長名で各課・局・室長に対して当面の査定方針について通知した。歳入が極めて厳しい状況であり、例年同様の予算査定手法では財源不足額を解消することが困難なため、要求内容の徹底的な見直しによる削減・圧縮を断行するとしている。また、予算査定方針の再調整の可能性も示している。
11月26日現在の歳入見積額は42億1854万3000円で、12年当初予算比4億4745万7000円減。一方、11月26日現在の予算要求額は45億2956万円とし、12年当初予算比で1億3644万円減少となっている。これにより、財源不足額は3億1101万7000円となっている。
普通建設事業における事業採択については、継続事業の着実な進捗を基本に全事業を町長査定の対象とし、住民要望と政策推進のバランスや財源確保に考慮した事業のみ採択する。歳出の抑制に対しては、業務委託費は必要性・専門性などを十分精査した予算のみの要求とし、各種計画策定業務については職員による作成を原則とする。