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建通新聞社(中部)
2012/12/20

【愛知】旭労災病院の増改築 基本構想進む

 労働者健康福祉機構は、愛知県尾張旭市にある旭労災病院の増改築を計画しており、基本構想の策定に向けて内部で検討を進めている。早ければ2013年1月にも構想を固め、基本計画の作成に着手する。工事はWTO対象の一般競争入札となる見通し。入札の公告時期は流動的だが、14年1月ごろを目指す。
 同病院は、中心となる診療棟のほかに関係者の宿舎などで構成している。関連する建物全体の延べ床面積は約2万5000平方b。診療棟は鉄筋コンクリート造5階建て。完成は1959年で、老朽化が見られる。耐震改修を97年に実施した。敷地面積は約5万平方b。所在地は愛知県尾張旭市平子町北61。
 増改築の範囲や規模については基本構想の中で詰める。構想の決定を受けて基本計画を策定し、基本設計・詳細設計を行う。
 設計に関する業務は梓設計(東京都品川区)に委託している。委託期間は13年10月31日まで。
 また、敷地調査を中央開発(東京都新宿区)で進めている。
 同病院の承認病床数は250床。診療科は内科▽精神科▽呼吸器科▽消化器科▽循環器科▽小児科▽外科▽整形外科▽脳神経外科▽皮ふ科▽泌尿器科▽産婦人科▽眼科▽耳鼻咽喉科▽リハビリテーション科▽放射線科▽麻酔科−の17科となっている。

提供:建通新聞社