三重県県土整備部は、「こども心身発達医療センター(仮称)および併設特別支援学校建築設計業務」について、公募型プロポーザル方式で設計者を選定するため、17日付で参加要領などを公告する。
参加要件として、延べ1万平方b以上の病院の新築、増・改築の実績などとした。選定に向けての手続きは、参加表明の申請が12月27日、技術提案書の提出は2013年1月16日まで。1次審査の結果を踏まえた2次審査用の技術提案書の提出は13年2月18日で、3月1日にヒアリングを行い、3月6日(予定)に結果を通知する。
設計概要は、医療センターが約1万3000平方b、特別支援学校が約4000平方bで、合計延べ面積約1万7100平方b。敷地面積は約3万8000平方b。設計工期は730日間。設計予算額は1億5505万9000円(税込)。
同整備計画は、県立草の実リハビリテーションセンター(津市城山)と県立小児心療センターあすなろ学園(〃)の2施設と県児童相談センターの機能を統合した施設と、併せて県教育委員会所管の特別支援学校を整備する。
計画では、13年度から造成などの工事に着手し、17年度に開院する予定。今回の設計業務委託は県健康福祉部、県教育委員会からの執行委任を受けて県土整備部が実施する。なお、敷地整正などの基盤整備を主とした建築関連設計や調査などは県健康福祉部が10月から先行して進めている。
建設地は津市大里窪田町字西穴川の国立病院機構三重病院敷地内の南側の旧駐車場など。
提供:建通新聞社