日本工業経済新聞社(群馬)
2012/12/14
【群馬】来年度は実施設計−たまむら道の駅
玉村町は、東毛広域幹線道路高崎玉村バイパス沿線に整備を計画している(仮称)たまむら道の駅の基本設計を今月21日に委託する。来年度は実施設計の作成へと進み、翌2014年度に整備工事へと移行、15年春のオープンを目指して事業を進める。農地への整備となるため、現在は農業振興地域の除外手続きへ向けた農業振興地域整備計画の変更理由を縦覧している。縦覧は今月20日まで行っている。
道の駅を設置するにあたって基本コンセプトと定められている十分な駐車場、休憩施設、トイレ機能、道路や地域情報サービスを提供する案内所が必要となる。また、敷地内の施設をつなぐ歩道経路はバリアフリー対応を図ることが定められている。
これらを基に、(仮称)たまむら道の駅には、地元地域で採れた作物を取り扱う農産物直売所をはじめ、農産物加工所兼情報発信施設やトイレなどを設置する考え。
整備予定地は上新田地内の約1・4haが対象で、東毛広域幹線道路高崎玉村バイパス沿いL約200mとなり、現在建設が進む(仮称)高崎玉村スマートインターチェンジの東側周辺で計画されている。計画当初は14年度の完成を計画していたが、県が目指している東毛広域幹線道路の14年度開通に合わせて整備を進めていくこととなった。
農産物直売所は延べ床面積300u以内の建物とし、農産物加工所と情報発信施設は延べ床面積200〜300uで設置を検討していく。このほか、トイレも設ける。現段階の計画では整備予定地の西側から直売所、加工所兼情報発信施設、トイレなどを設ける予定。
農業振興地域整備計画の変更縦覧期間終了後、除外や転用などの手続きへと移行する予定。