老朽化している「安城市民会館」の大規模改修を計画している安城市は、1月に調査を含む改修設計を委託したい意向だ。
市は12月定例市議会に、市民会館大規模改修設計委託費として3500万円(期間2012〜13年度)を限度額とする債務負担行為を上程している。
市によると、1972年3月に完成した市民会館が築40年を経過し、外壁や給排水管などの配管設備が老朽化しているほか、舞台音響設備や照明設備、エレベーターなどの設備機器も更新の時期を迎えており、改修が急務の状況となっている。
市では、調査結果を基に改修内容を決定し、設計を来秋までに完了させ、可能であれば14年度に改修工事に着手したい考えでいる。
市民会館は、鉄筋コンクリート造3階一部2階建て延べ6693平方b。3階建ての会議棟と、2階建てで1200人が収容できるサルビアホールからなる。所在地は安城市役所の南隣り。
提供:建通新聞社