愛知教育大学は、職員宿舎改修設計の設計者選定で簡易公募型プロポーザル方式を採用し、7日に公告した。参加表明書の提出期限は12月17日まで。技術提案書の提出期限は12月26日〜2013年1月11日まで。1月中旬に設計者を特定する。
参加資格は愛知県内に本店か支店、営業所があり、02年度以降に完成・引き渡しが完了した1200平方b以上の共同住宅(寄宿舎などを含む)の新営または改修(耐震補強を含む)の設計業務の実績がある―など。
設計業務の内容は、職員宿舎の井ケ谷住宅1号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ1450平方b)と同2号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ2030平方b)の外壁や屋上防水、建具の改修に伴う設計。2号棟については耐震改修の設計も行う。履行期限は134月30日まで。
業務では、温室効果ガスなどの排出削減に配慮する内容をテーマとした技術提案を求める環境配慮型プロポーザル方式を適用しているほか、技術提案の課題として、入居者の生活環境(騒音・振動など)に配慮した提案や、工事費コストの縮減と工期短縮に資する工法など技術的な提案も求めている。
同大学では、早ければ13年6月に改修工事に着手する予定だ。
提供:建通新聞社