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建通新聞社
2012/12/10

【大阪】大阪府教育委員会 2013年度予算要求 北河内と中河内・南河内の地域支援学校発注へ 非構造部材の耐震化を開始

 大阪府教育委員会は、2013年度予算編成に約422億7400万円を要求する。12年度当初予算(約446億1300万円)に比べ23億3900万円(5・2%)の減。建設事業では、北河内地域支援学校(仮称)と中河内・南河内地域支援学校(仮称)の工事を発注する予定。耐震改修事業では、非構造部材の耐震化を開始する。
 4エリアに新校を整備する、知的障がい支援学校新校整備事業には16億6524万円を要求。着工を予定する北河内地域支援学校(仮称)の建設予定地は旧枚方市立村野中学校跡地(枚方市村野西町60)。校舎は、鉄筋コンクリート造3〜4階建てで、給食棟を含んで4棟編成。延べ約1万6000平方bを予定している。中河内・南河内地域支援学校(仮称)は西浦高校跡(羽曳野市西浦2)の既存校舎を活用・一部増改築して新設する。既存校舎の改修は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ約1万0950平方bの校舎棟など。増築は、小学部棟として鉄筋コンクリート造2階建て延べ約3290平方bなど。
 豊能・三島地域支援学校(仮称)と泉北・泉南地域支援学校(仮称)は建設中。
 高校・支援学校の耐震改修・大規模改造は、東日本大震災を受け、15年度末までに耐震化率100%としていた目標を14年度末に前倒し。さらに、照明器具などの非構造部材の耐震化を開始する。17年度までの5カ年で全校実施を予定。高校の事業費として60億4814万円を、支援学校の事業費は6億5496万円を要求する。
 中之島図書館の耐震改修には6億0259万円を要求。実施設計完了後、工事を発注する見通し。
 中学校給食導入促進事業費補助金には35億4829万円を要求。新たな給食施設などの整備に伴う施設整備費の2分の1を補助する