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日本工業経済新聞社(群馬)
2012/12/07

【群馬】石打住宅建て替え23戸−13年度はB棟建設

 邑楽町は、石打町営住宅建設事業に本年度から工事着手しており、来年度に残る1棟の建設を計画している。工事は建築・機械・電気の3分割での発注を予定しており、このうち建築と機械が議会案件となり、来年度6月議会への上程となる見通し。同事業は、石打地内にあった既存の町営住宅の老朽化が進んだため、解体し新たにA・Bの2棟を建設するもので、現在A棟(RC造3階建て、延べ床面積1330u)の建設を進めている。来年度に着工するB棟の施設規模はRC造3階建て、延べ床面積約1130uで23戸を整備する。2棟の基本・実施設計は、山田工務所(前橋市)が担当している。

 同事業は、同地にあったW造平屋建て市営住宅で築40年以上経過し老朽化が進んだことを受け、同地(約4000u)に建て替えを計画。2007年度に石打町営住宅建替基本計画をまとめ、その中で同地にRC造3階建ての施設を2棟建設することとした。
 11年度に2棟の基本設計とA棟の実施設計を行い、本年度はA棟(RC造3階建て、延べ床面積1330u)の建設を建築・機械・電気の3分割で推進し、平行してB棟の実施設計を行っている。
 来年度着工するB棟は、RC造3階建て、延べ床面積約1130uの規模で計画。本年度と同じく工事は建築・機械・電気の3分割発注となる見通しで、このうち建築と機械が議会案件となり、来年度6月議会への上程を予定している。また、屋上には太陽光パネルの設置を予定しており、電気工事に含めて発注する見通し。工事費などの事業費は当初予算に要望すると見られ、今年度と同程度の3億円余りの計上が見込まれる。
 B棟の部屋割りは、1階に1K(延べ床面積約30u)が8戸、1DK(延べ床面積約45u)が1戸、2DK(延べ床面積約45u)が1戸−の計10戸。2階は1K(延べ床面積約30u)が2戸、1DK(延べ床面積約45u)が1戸、2DK(延べ床面積約45u)が1戸、3DK(延べ床面積約60u)が3戸−の計7戸。3階は1DK(延べ床面積約45u)が1戸、2DK(延べ床面積約45u)が1戸、3DK(延べ床面積約60u)が4戸−の計6戸で合計で23戸を備える。基本・実施設計については山田工務所(前橋市)が担当した。
 なお駐車場や、周辺道の整備、既存施設の解体については、本年度すでに発注済みとなっている。