建通新聞社四国
2012/12/07
【愛媛】岩谷BP銚子大橋 着工に向け修正設計など進む
愛媛県中予地方局建設部は、国道379号道路改築事業の岩谷バイパスで未整備区間となっている銚子大橋の着工に向けて橋台基礎工の修正設計など準備を進めている。早期整備を目指して2013年度予算に工事費を要望する方針で、必要な予算の確保が前提だが、約3年程度の工期で事業を進めたい考えだ。
銚子大橋は、万年トンネルより喜多郡内子町寄りの砥部町万年に設ける道路橋。ことし3月の道路橋示方書改訂に伴い橋台1基の修正設計と耐震照査を行うため現在、ダイヤコンサルタント(松山市)に委託している。納期は13年1月末まで。
橋梁の規模は、橋長133bのPC3径間連続箱桁ラーメン橋。道路規格は第3種第3級B規格。有効幅員7〜7・5b、車道6(7)bで歩道なし。橋台は2基で基礎工は深礎杭。A1橋台は口径2500_の7bと13・5bの杭を計画していたが、単列杭を見直す方向で修正設計中。A2橋台は杭4本で口径2500_の11・5b×2本、7b×2本。橋脚の基礎は竹割り型構造物掘削工法による深礎杭を採用し、P1は口径7000_の13・5b1本、P2は同口径の8bを1本設置する。橋脚は5・1b×3・1bの長方形で、高さはP1が14・3b、P2が15・7b。
取付部の土工は橋の両側で計約100bあり、うち一部で施工に入っている(延長23b、幅員6(7・5)b)。
発注形態や分割については現時点では未定。