日本工業経済新聞社(茨城)
2012/12/07
【茨城】県内112人が合格 二級建築士設計製図の試験
(財)建築技術教育普及センター(本部・東京都中央区京橋)は6日、2012年の二級建築士試験と木造建築士試験の最終合格者を発表した。二級建築士の設計製図試験は、県内で243人が受験し112人が合格、合格率は46・09%。昨年度に比べ、合格者は31人の減、合格率も9・26%のダウンとなった。
二級建築士試験は、学科試験を7月1日(日)に全国59会場で実施。県内では、水戸啓明高等学校を会場に434人が受験し、150人が合格した。
続いて、9月9日(日)に「多目的スペースのあるコミュニティ施設[鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)2階建]」を課題とした設計製図試験が行われ、全国58会場で1万1651人(うち製図から5025人)が受験。6115人が合格した。採点結果を見てみると、合格となるランクIが52・5%、それ以外ではランクUが15・4%、ランクVが24・5%、ランクWが7・6%となった。
県内では、水戸啓明高等学校で243人が試験に臨み、112人が合格。合格率は46・09%となった。
一方、木造建築士試験(学科)は、7月22日(日)に全国45会場で621人が受験し、294人が合格。
10月14日(日)には設計製図試験が「専用住宅(木造2階建)」を課題に全国35会場で行われ、340人が受験、234人が合格した。合格率は68・8%。