建通新聞社
2012/12/05
【大阪】大林組JVに決定 堺市新病院建設
堺市立病院機構法人本部新病院建設室は、10月30日に開札した(仮称)堺市総合医療センター・堺市救命救急センター建設外工事の入札が不調だったことから、入札参加者に対してあらためてコスト縮減案などの提案を求め、優先交渉権者を大林組・堺土建・東陽電気商会JVに決めた。年内に契約を締結し、2013年早々に着工する考えだ。
同入札(総合評価方式)は、参加した大林組・堺土建・東陽電気商会JV、大成・大森・日野JV、竹中工務店・藤木組・橋爪工務店JVの3JVの全ての入札価格が予定価格の107億6205万5000円を大幅に上回り、無効となった。あらためて11月上旬に価格引き下げや工期短縮を求め、3JVとも提案を提出していた。
規模は総合医療センター・救命救急センター棟が鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下1階地上9階建て延べ4万2411平方b、併設する急病診療センター棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ1982平方b。14年12月26日の完成を目指す。場所は堺市西区津久野町1。
実施設計は日建設計・岸本建築設計JVが担当。