西知多医療厚生組合(管理者・加藤功知多市長)は、新病院の建設工事を一般競争で4月に発注する予定で準備を進めている。施工者は単体となる可能性が高い。
規模は敷地面積4万1955平方b、延べ4万3550平方b(立体駐車場など含む)、免震構造の鉄骨造地下1階地上9階建て。駐車場は一部立体駐車場として約640台分確保する。
病床数は約470床。各階の構成は、地下1階が搬出入スペース、1階がエントランスホール、外来と診療部門、売店など、2階が外来と検査部門、3階が手術部門、救急病床、医局、4〜8階がユニット型病棟、9階が緩和ケア病棟となっている。
10月から旧本院の建物解体工事を進めており、2012年度末には完了の予定。実施設計は山下・江端設計共同企業体が担当しており、設計工期は年度内。13〜14年度での本体建築、15年度の開院を予定している。
建設地は東海市中ノ池3。
提供:建通新聞社