建通新聞社四国
2012/12/04
【高知】中土佐佐賀線改良 馬鞍トンネル建設を計画
高知県須崎土木事務所は、中土佐佐賀線道路改良の中で、中土佐町小矢井賀に馬鞍トンネル(仮称)の建設を計画している。現在、応用地質(高知市)で詳細設計を進めており、2012年度末までに明かり部も含めた規模の詳細を決めたい考え。
同線は、幅員が狭く普通車同士の対向が困難な箇所が多いことから、中土佐町上ノ加江から矢井賀を経て、四万十町境までの延長6・23`を対象に、1・5車線的道路整備として局部改良を進めている。現在の馬鞍トンネル(延長110b)は、完成が1954年と古いことから、近隣に新たなトンネルを建設し、前後の取り付け部も含めた2車線のミニバイパスを整備する計画だ。
計画では、ミニバイパスの延長は280bで、このうちトンネル延長は147bを想定している。トンネル部分の全幅は9・25bで、うち車道部5・5b、歩道部2bとなる計画。
今後の工程などはまだ決まっていないが、14年度以降に工事着手するもよう。