日本工業経済新聞社(山梨)
2012/11/20
【山梨】松姫関連1月公告へ 交差点改良、緑化など検討
松姫バイパス建設で県富士東部建設事務所は、小菅村小永田地内の交差点改良を中心とした関連工事に着手する。1月中に入札公告する見通しで、現在工事内容を検討中。交差点改良のほか法面防災、緑化など、いくつかの工事をまとめて発注する。
交差点改良は、松姫バイパスが接続される、国道139号と県道上野原丹波山線との交差点が対象。交差点付近の勾配を調整する縦断改良で、現道脇によう壁を設置するなどした後埋め戻し、バイパスの接続に備える。
このほか交差点西側にある墓場への進入路の整備も盛り込む。交差点改良により既存ルートからの変更が必要になるためで、バイパス供用を前に、途中まで整備を進めておく。さらに残土処理場内の緑化も検討。えん堤などの壁面を緑化し、構造物の劣化を防ぐ。
これらメニューについては、あくまで検討段階。「工事発注は間違いなく行うが、内容については変わる可能性がある」(同事務所)。本線整備に支障がないよう、施工手順などを考えながら最終決定する。