岐阜市上下水道事業部は、「新岩野田配水池」の施設整備に向けた基本設計に着手した。中日本建設コンサルタント岐阜事務所(岐阜市)に委託し、2013年3月15日までの設計工期で建設場所や施工方法などを検討し整備の方針をまとめる。
同市三田洞東3丁目地内に既存する岩野田配水池(鉄筋コンクリート造約290立方b)は1962年建設の貯留槽で老朽化しているため、また安定した給水の向上と災害時に対応可能な体制を整えるため、新たに耐震性を備えた配水池を整備する。新配水池の整備地については今後検討される。
基本設計で整備地や施工方法の選定、施設型式の比較検討などを行い、整備概要をまとめる。新配水池の計画容量は約4500立方b。
上下水道事業部では年度内に基本設計を進め、13年度に詳細設計や敷地調査などを行って、順次用地取得、本体工事に着手する考え。新配水池の完成後、既存配水池は解体撤去される。
また、上下水道事業部は、「新黒野第1配水池」の整備を行う。今後建設地の造成工事に入り、13、14年度の2カ年で新配水池の本体工に着手する。
建設地は既存配水池の西側の敷地(同市洞ほか)。新配水池の計画規模はPC造約4000立方b。新配水池の完成後、既存配水池(鉄筋コンクリート造約250立方b)を解体撤去する。
提供:建通新聞社