津島市は、市内2カ所に学校給食共同調理場の新設を計画しており、実施設計を浦野設計(名古屋市西区)に委託した。委託期間は2013年3月29日まで。10月からの着工を目指し、工事費を6月議会に上程したい考えでいる。本体工事は2カ所を別々に発注する見通しだ。
建設地は神守中学校と暁中学校の各グラウンドの一角で、それぞれ現在テニスコートとして使用している。新設調理場の規模は神守中学校が鉄骨造平屋991平方b、暁中学校が鉄骨造平屋1015平方bで、施設は事務室と調理室などで構成される。給食能力は2つ合わせて約5400食。
14年8月の完成を予定している。
同調理場の敷地面積は神守中学校が2560平方b、暁中学校が2378平方b。敷地の一部は駐車場として整備する予定。また、給食調理場建設に関連して、各中学校のテニスコートなどの移設工事を本体工事とは別途で13年度第1四半期に発注する。
総事業費は約13億円を見込んでいる。
なお、南新開町にある既設調理場(鉄筋コンクリート一部鉄骨造平屋約1000平方b)については新調理場の完成後に解体撤去などが検討されている。
提供:建通新聞社