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建通新聞社四国
2012/11/13

【愛媛】伊予鉄3駅周辺整備 年度内に計画策定へ

松山市は、公共交通の拠点となっている伊予鉄道郊外線の久米、いよ立花、余戸の3駅について、地域の玄関口にふさわしい空間に作り変える駅周辺整備を検討している。学識経験者や地域の代表らによる「交通結節点整備に関する意見交換会」を開催し各駅の課題などを抽出しており、意見交換をさらに重ね年度内に整備計画を策定する方針だ。
 利用者が多い久米など3駅は2010年度策定の都市計画マスタープランで地域生活拠点として位置付けており、駅施設や駅前ロータリーなどの早期整備を目指す。
 駅前の道が渋滞の抜け道に使われている、駅前の歩道橋が障害、バスロータリーが狭いなど多くの改善意見が出ているほか、共通する課題として駐輪場不足やバリアフリー対策ができてない−などがある。
 整備方針として久米はバリアフリー化・通り抜け車両の進入制限など、立花は結束機能の強化・駅南方面からのアクセス性向上など、余戸はバリアフリー化・線路内農道の締め切りほかを検討している。
 今後は伊予鉄道とも協力しながら梅本駅、三津駅などの先進事例も参考に整備方針を固めていく。