愛知県企業庁は、県内に敷設されている導送水管路の更新実施計画の策定を進めており、早ければ年内にまとめる。2012〜21年度の10年間の計画を示す。
法定耐用年数の40年を経過した管路は延長約180`に上り、1960年代後半に敷設されたダクタイル鋳鉄管では、耐震性の低い継手方式(A形)が採用されている。
計画は、県内を企業庁の出先事務所が管轄している五地域に区分して策定する。耐震性の低い管路や、緊急輸送道路に敷設されている管路から優先的に更新する。
県営水道の管路の総延長は約760`。60年代後半から80年代前半に敷設されたものが多く、今後、集中して更新時期を迎える状況にある。
提供:建通新聞社