瑞浪市は、中学校統合・再編成の方針に基づく「新設中学校」の建設用地調査を土岐町地内の民有地約2fで進めている。早ければ年内をめどに学校建設が可能かどうかを判断する。
瑞陵、日吉、釜戸の3中学校を統合し、新たな場所に新設する統合中学校建設用地の調査。調査地を建設予定地にするかは、平坦地が1f以上確保できることや地主の合意などの条件がクリアされた段階で判断する。
テイコク(岐阜市)が進めている関連調査は10月19日の工期を12月19日まで延長した。
新設校について、現段階での造成を含めた建築スケジュールは13〜14年度が設計、15〜16年度が建設工事。17年4月の開校を目指している。
同市には現在6校の中学校があり、再編計画によると瑞陵などの3校統合のほかに、稲津中と陶中は稲津中学校を増改築して統合する計画がある(瑞浪中は現状のまま)。
今回の建設地調査は、瑞陵中学校敷地内に生徒数350人程度の新設校を建設するという当初計画に対して、地域から「新たな場所を検討してほしい」などの要望があり対応しているもの。
提供:建通新聞社