トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北海道建設新聞社
2012/11/13

【北海道】9月の住宅着工は分譲など好調で3割増−道内35市 

 道内35市の2012年9月の新設住宅着工戸数がまとまった。持ち家と貸家、分譲住宅が好調で前年同月比32.7%増の2819戸を数え、3カ月連続のプラスとなった。利用関係別では、都市部で主力の貸家が2割増え、6カ月連続で前年同月を上回っている。分譲住宅は3カ月連続、持ち家は4カ月ぶりでそれぞれ増加した。
 利用関係別内訳は、貸家が引き続き好調で20.6%増の1396戸と伸びた。分譲住宅は札幌を中心に2・6倍となり397戸に上った。持ち家は4カ月ぶりに回復して26.6%増の1024戸。給与住宅は2戸、66.7%減と2カ月連続で減少した。
 主要市の動向を見ると、札幌が給与住宅を除いて前年同月を上回り、39.6%増となる1724戸を記録。うち分譲住宅は353戸で3・3倍の大幅増となった。
 旭川は160戸で28%増と4カ月ぶりにプラス。持ち家が51.8%増と好調だった。函館は持ち家が38.8%増、貸家が39.7%増となり、合計で31.3%増の151戸。帯広は85.4%増となった貸家の伸びに支えられ、138戸で46.8%増を示した。
 35市の1月からの累計は2万1411戸。前年同期比4.6%増で、8月末より3.2ポイントプラス幅が拡大した。内訳は、持ち家が7082戸(3.3%減)、貸家が1万1490戸(15.2%増)、給与住宅が51戸(15.9%増)、分譲住宅が2788戸(10.8%減)となっている。