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　ＪＲ取手駅西口の駅北土地区画整理事業を進める取手市中心市街地整備課は、Ｂ街区（県学生寮跡地）に健康・福祉にかかわる公共施設「（仮称）ウェルネスプラザ」と「多目的公園」を新設する。ウェルネスプラザはＲＣ造３階建て、延べ３５００�u、公園は１８００�uを想定しており、概算建設費は約10億円。今月12日には、工事設計業務委託の公募型プロポーザルを公告した。参加形態は２者ＪＶで、参加申請書および技術提案書の提出を12月14日まで受け付け、同月下旬に審査委員会を開催。年内に最優秀者と契約を締結する。事業全体の流れとしては来年度に実施設計を完了すると共に工事に着手、２０１４年度内の供用開始を目指す。
　
　（仮称）ウェルネスプラザは、昨年策定した「取手駅北土地利用構想」におけるまちづくりの目標「〜市民の健康を増進し、活力を創出する中心市街地〜ウェルネス・タウン取手の創造」を実現するための中核的施設となるもの。
　県学生寮跡地（敷地面積５４００�u）に、ＲＣ造３階建て、延べ床面積約３５００�uのプラザと、１８００�uの多目的広場公園を整備する。
　プラザには、健康づくり支援、子育て支援、市民交流支援などの機能を集約。このうち、検診室や待合スペース、トレーニングジムやキッチン、シャワー・ロッカールームなどの「健康づくり支援」に約８６０�u。
　子育て支援機能として「キッズプレイルーム」に約４００�u。多目的ホールや控室、ホール設備操作室、講座室、スタジオ、エントランスホールなどの「市民交流支援機能」に約１０７０�u。事務室・会議室に約２８０�uなど配分する。
　多目的公園は屋外ステージを有する約１８００�uで計画。
　概算建設費は、両施設を合わせ約10億円。
　今月12日には、実施設計にかかわる公募型プロポーザルを公告。参加形態は２者ＪＶで、12月14日まで参加申請書および技術提案書の提出を受け付ける。同月下旬にはヒアリングを含む審査委員会を開催し、最優秀者を決定。年内に契約を締結する。委託上限額は１億円。
　履行期間は13年３月25日までとなっているが、来年度に繰り越し、13年夏ごろまでの策定完了を目指す。その後、補正予算で工事費を計上し、着工。15年１月ごろの竣工、同年３月末の供用開始を見込む。
　なお、駅北土地区画整理事業としては、現在西口自転車駐車場新築と西口歩行者デッキ整備工事の一般競争入札を公告中で、今月29日の開札を予定している。