日本工業経済新聞社(茨城)
2012/11/10
【茨城】県港湾課 護岸改良を近く公告 会瀬漁港海岸の464m
県土木部港湾課は、会瀬漁港海岸(日立市旭町)の老朽化した護岸を改良する工事を一般競争入札で近く公告する予定だ。14カ月かけて、延長464・2mにおよぶ護岸を高さ6mまで嵩上げする。
場所は会瀬漁港から北側に位置する場所。経年劣化で護岸のひび割れなどが所々で発生しているほか、高さ5mの護岸が約40p沈下していることから、場所にもよるが概ね約1m40pを嵩上げし、高さ6mの護岸とする。
工事は既存の護岸の上からコンクリートをかぶせて腹付けする。工事延長は464・2m。
主な工事概要は、土工(掘削)が1119立方m、コンクリート工が2398立方m、根固工が208・2m、仮設工(捨石投入)が7951立方m、仮設工(消波ブロック据付・撤去)が1582個。
叶圏科学コンサルタント(東京都大田区)による設計もまとまり、発注準備がおおむね整ったことから、近く一般競争入札が公告される。工期には14カ月を設定した。