建通新聞社四国
2012/11/09
【徳島】小松島市統合中学校 月内に設計者選定委開催
小松島市は、立江中学校と坂野中学校を統合して新中学校を建設するため、11月中にも「新中学校建設の設計業者選定に係る委員会」の第1回会合を開催する予定。順調にいけば12月にも建設候補地を公表、2013年度に設計業者選定に入る。
今回開く委員会は、設計業者選定方法について有識者の意見を聞く場とする。今後、プロポーザル方式などの中から選定方法を検討していく計画。現在の稲田米昭市長の任期は13年2月2日ですでに退任を表明、同年1月27日に市長選挙となる予定のため、設計費の予算化は13年度以降となる。
2校の統合は、11年7月の学校再編計画策定委員会の答申に基づき進められている。これは市内の中学校を現在の3校から2校にするもので、答申内容は@立江中と坂野中校区を概ね包括する新中学校を建設、市内中学校を新中学校と小松島中の2校にするA新中学校は建設場所の決定・確保から5年以内の開校B新中学校は地震、津波から生徒を守り、地域の防災拠点としての強度を確保、4階建て以上とする=が主な内容。
現在の立江中学校(立江町字鍋寺36)の規模は校舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ481平方b、体育館は鉄骨造2階建て延べ685平方b。現在の坂野中学校(坂野町根上り37)の規模は校舎が鉄筋コンクリート造3〜4階建て延べ3488平方b、体育館が鉄骨造2階建て延べ720平方b。