豊橋市は、「豊橋市民球場」の耐震診断調査を実施した結果、市が事前に設定した基準を満たさなかったことを明らかにした。2013年度以降に設計、工事を実施する方針だ。
耐震診断は、鉄筋コンクリート、PCコンクリート造の観覧席内野スタンドを対象に、コンクリートコア調査を実施。Is値が0・5という結果となり、市が事前に設定した基準のIs値0・7を満たさなかった。市では13年度以降に設計、工事を実施し、耐震化を図る考えだ。耐震診断調査は芳賀建築設計室(豊橋市)が担当した。
内野スタンドの収容人数は8395人。同球場の開設年度は1980年度。所在地は岩田町1ノ2で、岩田運動公園内。
提供:建通新聞社