建通新聞社
2012/11/05
【大阪】泉南マリンブリッジ耐震補強へ 修成建設コンサルタントで設計
大阪府都市整備部は、りんくうタウンにあり、泉南市域から田尻町にアクセスする長大橋・泉南マリンブリッジの耐震補強を計画。修成建設コンサルタント(大阪市北区)に設計を委託した。2013年2月15日までの納期で作成。13年度に工事を発注し、複数年度の継続で施工したい意向だ。
橋の場所は泉南市りんくう南浜。臨海部にあり、樫井川を渡河する。橋長648b、幅員23・8b。道路構成は車道が2車線×2、両側歩道。上部は全体10径間で、3径間連続非合成箱桁、3径間連続鋼床版箱桁、4径間連続非合成鈑桁−で構成。最大高低差は15b。遠方から見ると大波のように左右にうねっている形状が特徴的で、その名称の由来ともなっている。
1993年の建設で、現在の橋梁耐震基準を満たしていないため、耐震補強を施す。また、経年劣化で、各部位が傷んでいるため、耐震と併せて補修工事を行う。
耐震補強の方法など、詳細は設計の中で検討する。