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建通新聞社(中部)
2012/10/30

【岐阜】大垣市 小学校施設の改築・耐震を13年度

 大垣市は、小学校施設の整備として興文小学校屋内運動場の改築と西小学校など6校の耐震補強を計画しており、早ければ2013年度に発注する。
 興文小は、老朽化が進んだことや手狭なため、規模を拡張し、防災性の高い屋内運動場に建て替える。計画規模が鉄筋コンクリート造2階建て一部3階建て延べ2450平方b。また、既設の校舎棟とは106平方bの渡り廊下を設置して接続する。13年度に解体する屋内運動場の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ831平方b(1959年建設)。所在地は西外側町1ノ34。設計は福永建築事務所(大垣市)が担当。
 西小は1959年から81年にかけて建設された5棟建ての北舎で鉄筋コンクリート造3階建て延べ2976平方b。工法はPCA外フレーム14構面、RC壁増設1カ所、スリット4カ所を予定している。所在地は久瀬川町6ノ110。設計は設計工房米倉(大垣市)が担当。
 牧田小は80年に建設された屋内運動場が対象で、鉄骨造2階建て延べ907平方b。工法は鉄骨内ブレース4構面、屋根鉄骨水平ブレースを予定している。所在地は上石津町牧田2672。設計は安田設計(大垣市)が担当。
 江東小は81年に建設された北舎が対象で、鉄筋コンクリート造3階建て延べ966平方b。工法は鋼板内蔵RCブレース2構面、スリット5カ所を予定している。所在地は内原3ノ135。設計は木村建築設計事務所(大垣市)が担当。
 小野小は中棟が1954年、西棟が70年に建設された南舎中棟と西棟が対象で、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1865平方b。工法はパラレルユニットフレーム構法11構面、壁補強2カ所、スリット8カ所を予定している。所在地は小野1ノ171。設計はアスク建築設計事務所(大垣市)が担当。
 一之瀬小は63年に建設された北舎が対象で、鉄筋コンクリート造2階建て延べ797平方b。耐震工法はRC壁1カ所、スリット4カ所を予定している。所在地は上石津町一之瀬1590。設計は高木T&D建築研究所(大垣市)が担当。
 綾里小は67年に建設された南舎東棟が対象で、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1650平方b。耐震工法は鉄骨内ブレース15構面、スリット6カ所を予定している。所在地は綾戸5ノ85。設計は早野建築設計事務所(大垣市)が担当。
 今回、耐震補強と合わせて必要性があれば外壁塗り替えや防水などを実施する計画で、詳細については現在進めている設計の中で決定する。

提供:建通新聞社