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建通新聞社四国
2012/10/26

【香川】高松港弦打地区護岸 本年度分を2月ごろ発注

 香川県港湾課は、高松港弦打地区の老朽化している護岸工の再整備に2011年度から着手しており、13年2月ごろに12年度工事を発注する。概要は基礎捨石、被覆石、ブロック据付、上部コンクリートで、発注量は今後、事業費などを精査し検討する方針。
 老朽化護岸として再整備している全体延長は620b。うち11年度事業として167bを施工した。残る453bを3〜4年かけて再整備する方針。
 11年度にブロック製作として直立消波ブロック2408個と底板ブロック120個を製作。11年度に据付工として直立消波ブロック752個と底板ブロック39個を設置しており、残る製作済みブロックの一部の据付工を2月に発注する。
 海面工はのり養殖筏が近接してあるため、のり養殖に配慮し、春ごろから工事に入る。
 港湾海岸の堤防など老朽化対策は、高松港弦打地区の他、詫間港松崎地区(三豊市)と丸亀港港地区(丸亀市)でも整備が進められており、詫間港松崎地区が12年度着工。全体延長970bのうち、12年度に220bを施工するため9月に着工した。
 丸亀港港地区は11年度に着工。全体290bのうち12年度に約50bを整備した。
 両地区とも3〜4年程度をかけて整備を図る。