建通新聞社四国
2012/10/26
【徳島】美波町新病院 検討委で設計委託方法など協議へ
新町立病院建設を計画している美波町は、10月中に建設検討委員会を召集、新病院建設に向けた協議を行う。設計委託方法は現時点では未定。今後、事業認定手続きを並行して進める。
現在、建設候補地の地質調査をニタコンサルタント(徳島市)で進めている。土地鑑定は大和経済鑑定所(徳島市)でほぼ完了。今後、調査結果を基に建設地として確定させ、その後、設計委託手続きに入る。
予算のうち未発注分は、設計委託料9000万円(6月補正)、事業認定委託料840万円(9月補正)。
新病院建設は、現在の町立日和佐病院・由岐病院の再編・統合に合わせて計画。建設候補地は日和佐道路の由岐IC南側の空き地(海抜23b、敷地面積6500平方b)。新病院の計画規模は延べ床面積約3500平方b、50床程度。
現在の由岐病院(50床)は築後34年、日和佐病院(30床)は築後44年が経過しており、老朽化と津波浸水被害の恐れがあることから別地に再編整備する。新病院は、順調にいけば2013年度の着工、16年4月の開院を目指している。