岐阜市は、2013年度の予算編成方針を明らかにした。
建設関係では、工事発注は12年度内の予定だが実質の建設工事は13年度からとなる司町の岐阜大医学部付属病院跡地に計画する図書館などが入る複合施設「みんなの森・ぎふメディアコスモス」の整備に33億円を計上していく。また、小中学校など教育施設の増改築・耐震補強などに35億円、旧明徳小学校の校舎を総合教育支援センターに整備する事業に7億円、南消防署の移転に向けた用地取得に5億円を盛り込む方針だ。
このほか、▽産業廃棄物特定支障除去=1億▽ごみ処理施設整備(掛洞プラントなど)=11億▽再開発(高島屋南地区など)=2億▽駅周辺整備(駅北口土地区画整理など)=7億▽加納公園整備(用地など)=5億▽教育施設以外の耐震補強=6億―などを投入していく意向でいる。
各部局からの要求額は一般財源ベースで962億円。現段階で収入見通しを12億円程度上回っていることから950億円とし、13年度の一般会計予算規模を1520〜1550億円で想定している。
提供:建通新聞社