岡崎市は、東岡崎駅周辺地区の「北東街区」を民間活力の導入により有効活用する。活用手法は、定期借地による商業系を中心とした導入機能を検討する。今後、2012年度中に実施方針を策定、13年度以降に募集要項を公表し、提案競技による民間事業者の選定を進める方針だ。
土地利用の構想イメージでは、狭域集客の商業拠点として、小規模事業の成立性が高く、事業者からのヒアリングから日用品主体のスーパーマーケットの事業用地として興味を示す事業者が多いことを有効活用検討業務の報告書で示している。
北東街区の現況は、市有地として駐輪場や駐車場として利用している面積0・65fが対象となる。
市では、12年度中に民間事業者の応募が期待できる事業計画、事業スキームの策定、募集条件を含む提案競技による事業者選定の実施方針をまとめる。事業者選定の実施や決定・基本協定の締結については、13年度以降の作業となる見通し。
実施方針の策定業務は、ランドブレイン名古屋事務所(名古屋市東区)が担当している。
提供:建通新聞社