愛知県教育委員会は、碧南工業高校の産振棟を2013〜14年度の2カ年で耐震補強する。
同棟の規模は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ8101平方b。1972年に建設された後、79年まで増築を繰り返して現在の規模になった。
耐震診断の結果、Is値は0・43と判定され、地震の震動や衝撃で倒壊または崩壊する危険性があるB≠ノ区分されていた。
耐震化の方法は、設計を進めながら決める。工事は債務負担行為を設定して一括して発注するか、工区を分割して年度ごとに発注するか今後決める。
設計は岡田建築計画事務所(名古屋市名東区)が担当。所在地は碧南市丸山町3ノ10。
同校では、産振棟のほか本館(鉄筋コンクリート造4階建て延べ3408平方b)、多目的棟(鉄筋コンクリート造平屋247平方b)、武道場(鉄骨造平屋364平方b)も今後耐震化工事を実施する予定だ。
提供:建通新聞社